Illustratorの効果を使って目印を作ろう!
「効果」を使って、目印をデザインしよう!
「効果」メニューにあるいろいろなフィルタを使うと、オブジェクトをラスタライズせずにドロップシャドウやぼかしなどの効果をつけることができます。地図の完成見本のように、目印を示す四角にドロップシャドウを設定してみましょう。
- 四角形ツールを使って目印の正方形を描きます。
- 目印の正方形を選択した状態で、「効果」メニューの「スタイライズ」→「ドロップシャドウ」を選択します。「ドロップシャドウ」のダイアログボックスが開き、オプションを設定します。アピアランスパレットを見ると、赤い塗りの下にドロップシャドウの効果が追加されたことがわかります。アピアランスパレットの「ドロップシャドウ」をダブルクリックすると、「ドロップシャドウ」ダイアログボックスを呼び出してオプションを値を変更することができます。
- 楕円形ツールで目印を描き、四角形と同様にドロップシャドウを設定します。
- さて、以前に学んだクリッピングマスクで道路の端など表示させたくない部分をトリミングして完成!?
- しかーし!複数のレイヤーにまたがるオブジェクトにクリッピングマスクを作成すると、クリッピングマスクで使っているオブジェクトがあるレイヤーに今まで分けてきたレイヤーが統合されてしまいます。これでは地図を修正するときに不便ですね。
レイヤーメニューで「クリッピングマスクを作成」する
レイヤー分けを維持したまま、クリッピングマスクでトリミングする方法があります。レイヤーメニューからクリッピングマスクを作成し、そのサブレイヤーに配置する、という流れです。工程を確認しましょう。
- クリッピングマスクとして使用したいオブジェクトを四角形ツールで作ります。四角形が選択された状態で「レイヤーパレット」右上のサブメニューから、「クリッピングマスクを作成」を選びます。
- 地図を構成しているレイヤーを全て選び、先ほど作った「クリッピングパス」のすぐ下にドラッグ・アンド・ドロップします。
- この方法を使うと、レイヤーの順序が保たれたままクリッピングパスでマスクすることができます。
- これで地図が完成しました!お疲れ様でした!
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